肩こりで強く揉むのは逆効果?
つらい肩こりの症状は年配の方だけの悩みではありません。
よく四十肩と言いますが、現代人の生活習慣では30代でもツライ肩こりに悩む人は多く、肩を上げるのがつらいという人も多いです。
肩を揉む行為で逆にこりや痛みが増す場合も
肩がガチガチだからパートナーやお子さんなどに揉んでもらうということもあると思いますが、この肩を揉む行為でNGとされているのが、強く揉む、強く押す、叩くという方法。
でもしっかりと揉まないとほぐれないでしょ?と思いますが、この行動が肩の筋肉をこわばらせてしまったり、緊張状態にしてしまうことがあるんです。
肩こりは深い位置の筋肉のこりをほぐすのが重要
肩を強く揉むと揉んだあとは少し楽になったような気がしますが、これは浅い位置の筋肉に刺激を与えている状態です。
ただ、肩こりを起こしている状態は首から肩、背中にある筋肉がこりを起こしている、状態です。
ですので、肩だけを強く揉む事では解消しづらいどころか、揉み返しなど、痛みを感じることにもなります。
肩こりは肩甲骨まわりの筋肉をはがす
肩こりは首、肩、背中に繋がっている筋肉が緊張している状態ですので、揉む行為よりも肩を回すなどの動きで血行を良くしながら、緊張をほぐすというのがポイントだと言われています。
例えばクロールの腕の動きや肩をすくめる動き、胸を張って肩を後ろに引っ張るような動きをゆっくりと行うことで、揉むよりも高いほぐし効果が期待できます。
肩を揉んでも中々解消されなかった方は1日3分くらいこの肩をほぐす運動を取り入れるだけで、ずいぶん違ってきますので、お試ししてみてください。
また、入浴時に湯船に浸かって身体の緊張をほぐした後などに行うと肩を痛めずに動かしやすくなるので、入浴後などに行うのもおすすめです。